Hello!Hello!

今回は私の一番のお気に入りの曲のひとつ「Hello!Hello!」についてです。
この曲は2ndアルバム「TEMPTATION　BOX」の10曲目に収録されています。
オンラインゲーム「エルソード」のCMタイアップ曲としてテレビで聴いたことが
あるという方も多いのではないでしょうか？

元気が出るしメロディーもよくて好き！というのはもちろんなのですが
それ以上にこの曲からはいろいろとSCANDALの生の感情が伝わってくるように思います。

この曲は4人で作詞をしたそうなんですが、その時のエピソードを以前、
メンバーが話していました。

アルバム制作に取りかかっていた当時、打ち合わせで怒られたそうなんですね。
誰が歌詞を書くんだ、そんなことでうまくいくのか、と。
それがメンバーはすごく悔しかったようで、その日の夜中にみんなで集まって、
作った曲なんだそうです。

そういった気持ちがあったからこそ、くじけそうになった心を押してくれるような
歌詞に仕上がったんでしょうね。

SCANDALは基本的にLIVEで盛り上がれて、みんなに元気になってもらう曲を作ろうといった
コンセプトの曲が多いので、勢い重視というかどちらかというと曲調重視の曲が多いような気が
個人的にはするのですが、Hello!Hello!はそういったLIVEでの盛り上がりも忘れず、
（むしろ盛り上げたい時にセットリストに組み込むとRINAが話していましたし）
歌詞により重きを置いた、もっとSCANDALのエモーショナルな部分を感じられる
曲だと思います。

また、私がHello!Hello!を好きな理由が、
歌詞自体が単純に恋愛のことを歌っているんじゃないように感じられることにあります。

一見、恋人と別れた後の気持ちを歌ったようにも感じられなくもないのですが
この当時のSCANDALメンバーの心の葛藤などを考えると、
ひとりの“自分”を時間軸を変えながら客観的にも主観的にも見ているようにも感じられます。

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Hello　遠くで呼んでる声がする
夜明けの向こうへ　耳をすませば・・・

「ずっと一人ぼっち」なんて嘆いちゃう私になりたくないよ
ずっと一人じゃないよ　孤独なんてみんな抱えてるから
涙も笑顔もそのままでいい
忘れそうな思い出なら　まだちゃんとポケットの中にあるんだ

いつだって歌うように呼びかける
君に届くように　I say "Hello!Hello!"
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あなたにも届きましたか？



PS:RINAはこの曲を聴くと泣きそうになっちゃうらしいです。
当時のことを思い出すのかな？

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